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「私ね、好きな人の格好とか、髪型とか微妙な変化に気づかないんですよ」 「え? 普通気づくでしょ? 好きな人でしょ?」 「そこが私の駄目な部分なんですよ〜」
駄目な女=私、ヤンピンです。
そうなんです。 これは私の一番困った部分。
例えば・・・、いえこれは例えではありません。 実話です。 しかも、今一番萌えのコーヒーの君に対して、以前こんな重大な過ちを犯しました・・・。
それはひと月ほど前のこと。
いつものように、コーヒーの君と ふたりっきり で、運動に勤しんでいました。
随分と引き締まり、男前度がぐんぐん加速している君は、顔のライン=顎のたぷつきが気になっていると言います。
「だから、ヒゲ伸ばしてるんですよ」 「・・・・・・ヒゲ?」
そう! コーヒーの君は、今風にうっすらヒゲを生やしてるんですよっっ
それを私は、毎日毎日チラチラチラチラ見てるくせに、
「・・・・・・ヒゲ?」 ←疑問形
そうです。 私は好きな人の事になると、好きすぎて その人しか 見えない。
その人の 瞳と体全体しか 見えなくなるんです。
普通、細かい部分を記憶しますよね。 それが普通ですよね。
私、普通じゃないんです。
なんていうか、 一番好きな相手に、一番悪い誤解を与える、
世界一恋愛に不向き な体質。というか脳みそ。
・・・・・・・・・・・・・ばかぁぁぁぁあああっっ!!!(思い出して絶叫)
そんな私のとんでもなく失礼な疑問形に、優しいコーヒーの君は、苦笑いをしながらも、 「陰影を出して顎のたぷつきを誤魔化しているんです」 と教えてくれました。
第三者から見ると、私は今流行の『ツンデレ』なのかもしれない・・・。
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