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コーヒーの君の衝撃の言葉に、言葉を一瞬失うが、如何せん。 面がどうにもクールな面で、衝撃が表に出ない。むしろ、無関心にさえ思える私の面。 こういう時に、親を憎む。こんな面に産んだ親ををををーーーーーーっ
早期転勤願いってなによー!!?
あまりの衝撃というか、聞き間違いだと思いたい私は、黙々と歩く。
すると、今度は左となりにある腹筋マシンに来て、 「消防士なんかいいと思いません?」 「へ?」
振り向くと、私を見上げるコーヒーの君の顔(かんばせ)が!!!!!!
どこかの写真家が言いました。 「女の子は、少し見上げるカンジが可愛く撮れるんだよね。」
まさに、その通り!!
足を投げ出し腹筋マシンに座り私を見上げるコーヒーの君は、そのまま上に乗ってしまいたいほどに、愛らしかったですっ。
いや。 今重要なのはそういうことじゃない。
10か月後に転勤したいんじゃないの? ———え? 会社を、辞めたいの?
「トライアスロンのプロテスト受けてみようかなぁ。」 「プ、プロ? そういうののプロってあるの?」 「僕の友達で、受けて受かったやついるんですよ。でもそれだけじゃ食べれなくって。(笑)」 「だろうねぇ・・・。・・・・・・10か月後にここを出るっていうのは、この会社を辞めるってこと?」 「とか思ってみたり。」 「ん〜・・・、まぁ、私は転職は悪い事じゃないと思ってるし、いろんな会社を経験するのはいい事だと思ってるから・・・。」 「警察官とかもいいですよね?」 「え? あ、うん。うちの父は元警官だから、いいと思うよ。」 「どこのですか?ここの?」 「ううん。大阪府警。」 その後、コーヒーの君がその事をはぐらかしていったので、それに乗りました。
彼がこの会社を辞めちゃうかどうかは、現時点ではわかりませんが、10か月後にはこの場所で会う事は、もうないんだろうなぁ、と、初めて二人っきりになれた事よりもそっちの事の方が、心にずどーんと直撃しました。
そんなことがあったというお話。
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